インターネットを利用する人の数が年々増え続け、物を買う前やお店に行く前にインターネットで詳しい情報を調べてから、商品やお店を選ぶ人が非常に多くなっています。歯科医院を選ぶときも、昔のように家から一番近いところに行くのではなく、インターネットで検索してから良さそうな歯科医院を選んで決める人が増えています。より良い治療、より良いサービスを求めて、多少遠い歯科医院でも通おうとする人も増えています。
「今のところ患者さんに困ってないから、ホームページなんて必要ない」と思っていらっしゃるのでしたら、それは間違いです。
先生が「ウチは儲かっているからホームページは必要ない」というのは「ウチは患者さん志向の歯科医院ではありません。自分が良ければそれでいいと思っている歯医者です。」
と宣言してしまっているようなものです。ホームページは、先生が医院の宣伝を自分勝手にするためのツールではありません。先生がしている治療や歯科の情報を、患者さんに正しく伝えるためのツールです。
ホームページは、顧客満足ならぬ、患者さん満足の基本です。ホームページは自分が儲けるためにつくるのではなく、患者さんのためにぜひ作ってください。
先生は、結果の違いを生む違い、とはなんだと思われますか?
「あなたの5年後を思って、今、予防をちゃんとしてください。」と、先生も患者さんにむし歯や歯周病の予防を勧めるのではないでしょうか。
今、はじめること。
今、「患者さんの心に響くホームページ」「来院に結びつくホームページ」を目指して取り組み、工夫を続けるのと、「今は、まだやらない」のと。時間がたてばたつほど、その差は大きく、今度気がついた時には取り戻せない差となっているかもしれません。
競合の多い歯科医院業界にとって、大きなカギを握るのはホームページです。「今やる、すぐやる」 「ものは試しに、信じてやってみる」 「仮説と検証を繰り返す」のは、かしこい経営者、うまくいく歯医者さんの特徴です。
ホームページは、単なる医院の宣伝ツール、宣伝マンではありません。先生の良さや治療の内容をきちんと伝えているホームページを見てもらうことで、「この歯科医院は良さそうかな?」とか、「どんな先生だろう?」といった患者さんの不安や不信感を取り除くことができ、来院しよう!という気を起こさせることができるのです。初診で来院する前から、先生に「安心感」と「信頼」をよせて、治療に来てくれるのです。
こうした患者さんは不思議なことに、約束を守って再来院してくれる優良なリピート患者さんになってくれるのです。治療が一通り終わったあとも、予防やクリーニング、当初は目的でなかった他の治療に関する相談など、なにかと先生を頼りにして、自費治療や長いお付き合いに結びつくことが非常に多くなります。先生をホームドクターとして慕ってくれる患者さんが、また一人増えることにつながるのです。
また、こうした患者さんは家族や近所の人にクチコミをしてくれます。さらに、ネットで先生の医院の良さを紹介をしてくれることもあります。その書き込みを見た全く別の人が、先生のホームページを見に来てくれて、また先生の医院の患者さんになってくれます。
近所にたくさん歯科医院があるのに、インターネットで調べた歯科医院までわざわざ電車に乗って通う人がいます。それは、ホームページを見て、心が動いたから。これは、特殊なケースではありません。消費者心理にかなった、普遍的な消費者パターンのひとつです。ホームページの良し悪しによって、患者さんの心を捉え、医院に行くという行動をとってもらうことができるのです。
もし先生が優秀な営業マンを一人雇ったとしても、24時間毎日、日本中に向けて情報を発信し続けてくれる、充実したホームページには遠く及びません。先生の思いや治療の質の高さ、医院の情報を、患者さんに伝え続けてくれるのがホームページです。
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