ひと昔前であれば、医院を開けて誠実な診療をしているだけで、患者さんも医院の良さを理解してくれたことでしょう。しかし、インターネットや交通機関が発達した現代では、それだけでは不十分なのです。来院してから、帰るまでの間に医院を気に入ってもらえなければ、その患者さんはもう戻って来ません。
このわずかな接触の時間の中で『選ばれる医院』となるためには、治療の質、スタッフの印象、患者さんに有用な情報提供、院内パンフレットやホームページなど、いくつかの要件が必要です。これらは決して多額のお金がかかることではありません。
現在、歯科業界では緩和されたものの、依然として厳しい医療広告規制という規制があり、その医院の特徴を自由に、思う存分、伝えることが出来る手段は現在ではホームページしかありません。
医院の良さ、こだわり、特徴を存分に表現した歯科医院のホームページから月10人、20人もの新規の患者が来るのです。そして、ホームページ経由で来院される患者さんは予め、医院の方針・理念に共感して来院されることが多いので、自費に移行する確率もホームページ以外で来院された患者さんの3倍以上となることが分かっています。
診療中はなかなか、スタッフに上手く伝えることの出来ない院長の考えもしっかりと考えて、ホームページに表現することでスタッフに伝えていくこともできるのです。実際に、クライアントの医院の多くもこれまでなかなか、院長の診療に対する強いこだわりをスタッフに理解してもらうことが出来なかったのですが、ホームページに「なぜ、院長がそこまで治療の精度に強くこだわるのか」ということをホームページに書いたところ、意識の高いスタッフがそれを理解してくれて、「院長の気持ちがやっと理解できました」と言ってくれたのです。
つまり、院長の気持ち、こだわりを理解することが出来たということは、それを患者さんにも伝えることができるということなのです。
先生の医院のスタッフは患者さんへの想いやこだわりを理解して、患者さんに伝えることが出来ていますか?そして、そのようなことをスタッフに伝えようと努力していますか?
どんな文章を書くかということはホームページの結果を大きく左右するほど、重要なのです。
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