歯科界全体が慢性的な人材不足で、特にいい勤務医、いい歯科衛生士さん不足に悩む歯科医院が多いようです。
最高の治療を患者さんに提供するために、雰囲気のいい明るい医院を運営するために、先生としてはまず、人材が流出しないように快適な医院を目指すこと。そして、必要があれば新しい、いい人材を確保しなくてはいけません。
これまで多くの医院が求人広告を出して、そこから採用しようとしてきましたが、なかなか思うような良い人材を採用することはできませんでした。求人広告はスペースも小さいので書けることもかなりの制約があります。求人広告のスペースだけでは本当に伝えたいことを伝えることはできません。
求人広告に条件しか書いていない場合、見る側としてはそれしか判断材料がないので、「近いから」「便利だから」とかいう条件面や利便性で選んでくる人が多いはずです。これでは、先生が求めるいい人材(先生の理念を理解して、患者さんのためにきちんと仕事をしてくれる人)には滅多に出会えないでしょう。これからは、求人広告を見てくれた人を、より詳しいことが書いてあるホームページへと誘導する流れを作ることが、成功する求人の条件となることは間違いありません。
歯科衛生士も、プロ意識の高い人ほど、条件だけでなく、その医院がどういう医院なのかということをしっかり調べた上で選びます。歯科衛生士としてやりがいがあるかどうか?気持ちよく働ける職場かどうか?
先生自身が歯科衛生士を単なるアシスタントとして使っていれば離職率も高まるでしょう。歯科衛生士としてのやりがいを医院の中に作り上げ、それをホームページで伝える。
実は、いいスタッフを集めるのも、患者さんを集めるのも、根本は同じなのです。そこをきちんと理解してホームページに生かせるか、生かせないか。いいスタッフが確保できるかできないか。いいスタッフが長く勤めてくれるか、くれないか。これらは、医院全体の体制にかかわる問題でもあるのです。


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